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工房通信(10月14日)

遠く京都から椅子を引き取りに来られました。

先週、椅子は完成しましたが電車で来られたので持ち帰ることを断念し、今日ドライブを兼ねて岐阜までお越しになり椅子を持ち帰られました。

この女性、 「京都・木想商家 株式会社 丸嘉 http://www.maruyoshi21.com/」という会社にお勤めで木に関する知識が豊富です。今回の椅子製作でも通常はナラ材で皆さん製作されていますが、あえて高級材のブラックウォールナットという木を指定され製作されました。ナラ材の質感も当然捨てがたい良いものですが、ブラックウォールナットは同じデザインの椅子でも高級感が増します。

持ち帰る時の笑顔が、「自分でつくった椅子」という満足感を物語っています。一生愛着をもって使い続けられることと思います。

来月はオーバルボックスを製作に来られる予定です。

多くの方が当工房で色々な家具を製作される様子を見ていると常に思うことがあります。

ラクな楽しみだけが遊びでないのでは。他人に与えられ、誰でも容易にできる遊びも1つの遊びであるのも事実ですが、遊びでも目標や向上心を持てるものを自分で選び、それに打ち込んである程度の困難を乗り越える事にこそ本当の遊びがあるように思います。

以前、テレビ番組で古舘伊知郎が「プロとは命がけの遊び」と表現していたこと思い出しました。

今回の椅子製作でも夏の暑い中、粉まみれになりながら黙々と木を削っていくという集中力のいる行程もありラクで楽しい事ばかりありません。その先にある自分の椅子が完成したという達成感かあり、持ち帰られる時の笑顔があると思います。

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