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2012年7月

機能美

先日あるテレビ番組で今話題になっている〝オスプレイ〟について

「機能美がない。どうみても危険な乗り物に見える。」

のような発言があった。

自分もあの機体を見て思っていたのですが、ヘリコプターと飛行機の機能を備え水平離着陸ができ、長い滑走路が必要ないなど大変便利に見えますが、いろんなものをとって付けたようであの不格好な機体はどうなのかと思っていました。

自分も大工仕事や木工でいろいろな工具・道具を使いますが、多機能をうたい一台で多くの加工ができるものは一見便利に見えるが色々な部品をとって付けたところがあり、壊れやすい、加工精度が劣るなどの問題があります。

それを使い込む程にやはり単一機能に特化したものには勝てないと実感します。

日頃使っているカンナやノミなど長い歴史のあるものは単純な機能しか持ちませんが、人間の知恵を組みあわせることでその機能を無限大に広げます。そして、使い込む程に傷や手垢が付き美しさが増していきます。

これこそが機能美だといつも思っています。

住宅や家具にもこの機能美が必要で外見やディテールの美しさだけではなく、使い込む程に美しくなっていくものが増えてくることを期待します。

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夏休み木工教室

エコミュージアム関ヶ原で小学生を対象とした夏休み木工教室を開催しました。

毎年、この施設から依頼を受けて開催しています。

今年は、゛輪ゴム鉄砲゛です。

午前21名、午後20名と41名の参加がありました。

このような体験で、ゲームのように与えられた遊びではなく、自分でつくったもので遊ぶ楽しさにできるだけ多くの子がきずいてくれることを願います。

Mo1

Mo2

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杉の本棚

知り合いの方から依頼されていた本棚が6ヶ月ぶりに完成しました。

この本棚の仕上げは初めての試みでした。

最初は、楢材を使用して着色材で着色しオイル仕上げと考えていましたが、楢材は近年高騰し杉の4,5倍はします。コストを抑えるため杉を使用しました。

しかし、杉は心材と辺材では大きく色が違い知り合いの方の好みに合わないので、着色剤を使おうかと思いましたが、自然塗料にこだわり経年変化で徐々に茶色が濃くなり自然な色合いに変化していく“柿渋”で着色し、オイル仕上げとしました。

杉の心材・辺材のコントラストが軽減され、思っていた以上に良い雰囲気に仕上がりました。

Hontana

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BlueBerryHouse

現在、建設しているカフェ&ギャラリーにほど近いところに「BlueBerryHouse(http://www.blueberryhouse.com/)」というブルーベリーの生産直販とその栽培の資材販売をしているところがあります。

Kanban_2

そこのご夫婦とも動物が好きで烏骨鶏、ヤギ、馬などを飼ってみえ、動物好きにはたらないところです。

乗馬体験のメニューがあります。ポニーとかならどこでも乗馬体験できますが、ここの馬はばんえい競馬につかわれていた競走馬です。この乗馬は滅多には体験できません。

Uma_5

こちらにお越しの際は 「BlueBerryHouse」にも立ち寄られたらいかがですか。

また、ここのご主人は木工旋盤の達人で木の器は当然、木のボールペンなどいろいろなものをつくっています。

Sara

最近の新作は、水出しコーヒーメーカーのカスタマイズです。既成品のプラスチック部分を木で加工しインテリア性を高めたものです。

Coffee_5


これらの商品は販売もされていますので、興味のある方はお問い合わせください。


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ギャラリー入り口引き戸の取っ手をつけました。

今日、お願いしていたギャラリー入り口の引き戸の取っ手ができあがってきました。

お願いしていたのは知り合いの刀鍛冶の浅野さん(http://asanokajiya.com/)

浅野さんは刃物の町岐阜県関市の刀匠のもとで修行した今では貴重な刀鍛冶で、いつもは日本刀をつくっています。

今建築中のカフェ&ギャラリーは、伝統軸組工法、竹小舞、土壁、三和土など忘れ去れようとしている日本の伝統技術をできる限り使い、その機能美を表現する場にしたいという目的もあります。

そこで取っ手も刀鍛冶の伝統技術をもった知り合いの浅野さんに依頼しました。

浅野さんが取っ手を取り付けているところです。

Photo_2

取り付けた取っ手です。

扉が一段と良いものになりました。

Photo

画像ではなかなか表現できませんが、この質感はなかなかのものです。

手で触れてはじめてその手仕事の良さが伝わってきます。

是非この取っ手に触れてみてください。

来月26日の草の根交流文化サロンhttp://kusanone.jugem.jp/?eid=22では、木工体験と平行して刀鍛冶の浅野さんのワークショップも開催予定です。

刀鍛冶の仕事を体験できる機会はめったにはありません。この機会に是非にご参加下さい。

また、メイントークでは、浅野さんが最近訪れたフランスでの興味深い話もしていただく予定です。

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カフェの内装工事(壁板張り)

梅雨明けから連日35℃近くになり、建築作業には過酷な日が続きました。

そんな中でもカフェの内装工事は順調に進んでいます。

店内から入り口周辺を見た様子です。

Naiso

幅20㎝の節の少ない杉の一等材を使って壁を仕上げています。

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梅雨明け

今日、こちら東海地方が梅雨明けしました。

カフェ&ギャラリーから見える風景も夏らしくなりました。

いよいよ夏本番です。

カフェとギャラリーの間の三和土土間のスペースは風通りが良く、時々吹き込む風は心地よいです。

今日は、大工作業の間の気分転換にこのスペースで椅子の座編み作業です。

Natu

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今日の工房(7月15日)

今日は大変蒸し暑い日でした。

そんな中、椅子製作の木工ワークショップを開催しました。

部材のスポークをカンナで加工しているところです。

はじめてカンナを扱われたということで、最初はとまどってみえましたが徐々に扱いに慣れ思うような加工ができるようになりました。

Kanna

椅子製作の合間に持参されたメープルやチェリーの端材で大きなカレースプーンやお皿を製作されました。

715sara

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曲げわっぱ 試作品完成

来月8月26日の「草の根文化サロン(http://kusanone.jugem.jp/?eid=22)」で行う予定の“杉の曲げわっぱ製作”の試作品が完成しました。

水に強く腐りにくい杉の赤み(心材)の柾板だけを贅沢に使いました。

当日は曲げ加工からでは到底間に合わないので、約8割近く完成させたキットのようなかたちから製作いただく予定です。

この曲げわっぱの加工で難しいのは、杉の中でも曲げ加工に適した材を選ぶことと曲げ加工の工程です。

曲げ加工の工程では、材の選択ミスなどいろいろな要因で失敗も多く発生します。

当日はその難しい部分の1つである材を煮て曲げ加工する行程の実演ができればと考えています。

Magewa

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無事に建て前が終わりました。

今日予定通り農機具小屋の建前が無事終わりました。

明日からの雨に備え屋根の板金までやってしまいました。

今回の農機具小屋は構造だけの依頼で、外壁などは施主の方がされる事になっているハーフビルドです。

S棟梁お疲れ様でした。

建てお越しすの前の様子です。

Mae_3

お昼には垂木の設置まで終わりました。

Hiru

野地板の設置も終わり、屋根の板金に入ったところで一時休憩。

施主の方は専業農家で、休憩にとりたての有機栽培トマトをいただきました。スーパーに売っているものと違い味が濃厚でいくつでも口に入っていきます。ありがとうございました。

Yuu

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いよいよ農機具小屋の建て前

いよいよ明日の建て前に向け、刻んだ部材を積みだしました。

2回での搬出となり、まず初めに6メートルの桁材を積み込んだところです。

S棟梁、明日はがんばってください。

Photo

工房から部材が無くなり、寂しくなりました。

誰か何か建てませんか。

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今日の工房(7月8日)

今日は名古屋からイラストレーターのmaboさん(http://mabo-memo.jugem.jp/)が知り合いの方と“こけし”製作におこしになりました。

家具製作ででた栗、ブラックウォールナット、チェリーなどの木片を思い思いの形に成型し焼きペンで独特の表情を書き入れて、独創的な“こけし”に仕上げていきます。

Mabo1

完成した“こけし”です。

Kokeshi_2

いただいたmaboさんオリジナルデザインの手ぬぐいと絵本です。

Tenu

独創的な“こけし”は当然ですが、手ぬぐいや絵本にもmaboさんの人間性が表れていてなにか癒されます。

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刻み作業も大詰め

知り合いのSさんが請け負っている農機具小屋の刻み作業も大詰めにきています。

全体の9割は終了し、今日からは垂木かけの加工です。

農機具小屋にはもったいないという表現はおかしいかもしれませんが、一般住宅でも十分使える伝統工法を駆使した構造材になっています。

ここは、「どんなものでも手を抜かない。」というSさんの性格がでています。見習うべき所です。

Photo

追掛大栓(おっかけだいせん)という継ぎ手を仮組みした所です。ピッタリ吸い付くように収まっていきます。さすがです。

Daisen1

建てお越しは一緒にやる予定です。

自分も工房とカフェを刻んでいるのでわかりますが、穴が一カ所でずれていただけでも、部材が一個だけでも足らなければ当然ですが建てお越しはできません。

それまではいつも材のことで頭の中がいっぱいで、前日はなかなか眠れなかったことを思い出します。

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劇団A.C.O.A

今日、遠くはるばる那須から〝A.C.O.A(http://www.acoa.jp/)〟という劇団の方々が三重県津市での公演へ行く途中、工房を訪問されました。

自分にも思い当たる節がありますが、自分の地位や既得権そして見栄だけプライドを守ろうと、本当の自分を隠し、あたかも正論であるかごとく振る舞っている人々を見ていると病んできます。

劇団の人たちは、自分に正直で自分の好きなことに真剣に打ち込んでいる人たちばかりで、人間的な魅力のある人たちばかりでした。

そんな人たちを見ていると何か勇気をもらえます。

建築中のカフェでくつろいでする様子です。

冬には完成予定です。今度は、西日本での公演の拠点などにご利用いただき、ゆっくり語り合いたいですね。

Acoa1

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今日の工房(7月1日)

今日も木工ワークショップとSさんの刻み作業の同時進行です。

木工ワークショップには大雨の中はるばる京都から2名の方がご参加になりました。

そのお一人は以前に椅子製作にご参加になり、今日はお勤め先(http://www.maruyoshi21.com/)の先輩を誘ってのご参加です。今日は、オーバルボックス、椅子、スプーン製作をされました。

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