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古民家改修

現在、どっぽ村(http://doppo.jpn.org/)の建築部〝エコワークス〟では、推定で築200年の古民家の改修を行っています。

この日本家屋の造りを興味深く見ていくと、昔の日本建築は日本人の持っていた感性と知恵そして技術の結晶だとあらためて実感します。

欅丸太の梁。すすを被って小汚かった梁も磨きあげると〝古民家風〟に塗ったものでは絶対表現できないすばらしい艶が出てきます。

Uchi_hari_2

通し柱は8寸のこれも欅。磨くとこれも黒光り。

Uchi

土間は三和土。

実際に三和土をやったものとしてすごく関心がありました。

200年経った三和土はところどころ欠けがあったり、よく人が通るところは低くなっていたりしていますが、多くの人が踏みしめ何とも良い風合いになっていました。

一部、戦後だと思いますが、三和土をめくってコンクリートにしてあるところがありますが、その違いは明らかです。

Tataki

外見は、こんな感じです。

Gaikan

この現場は、滋賀県北部の木之本町の大音という集落にあります。

この施主のYさんは、大音で生まれ育ちった70歳近い方で、過疎化が進み空き家が多くなった大音を何とかしようと思い立ち、身銭を切りながらいろいろな活動をされています。今は、日本人が本来持っていた知恵や技術を後世に引き継ぎたいというところまで活動の範囲を広めています。

その活動の一つとして、この古民家を改修し、その情報発信の拠点として人々が交流できるゲストハウスとする予定だそうです。

このYさんを見ていると、人生には一生死ぬまで役割が必要で、自分の楽しみが最優先でなく、自分も楽しみながら人に何かを与えることのできる人になりたいとつくづく思います。

こんな人が一人でも多く出てくるが先行きの見えない日本には必要なのでは。

この古民家の改修が終わったら、連携し合い、人々を行き来させながらいろいろな活動をしていく計画を立てています。

決まり次第またお知らせします。

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